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ドラマ最終回話とスカーレット

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

あら気づいたらもう10月。

少々間があいてしまいました。

 

ゲームってものには手を出さずに生きて

きた人種なんですが、出来心でトゥーン

なんとかってパズルゲームをダウンロード

してまんまとハマったというのが近況です。

 

やっぱり嫌ね、ゲームって。

決して面白いとか楽しいとかじゃないの。

ただの中毒です。

ポテチとかかっぱえびせんみたいなスナック

菓子がやめられないのと同じ構造っぽい。

「美味しい!」とか思ってるわけじゃないの

に手が止まらなくなる。

(ちなみに私にとってのお酒は中毒ではない

 です。真剣に「美味しい!」と思ってます。)

 

ただ、パズルだから物語はないし思考は停止

しているから、ある種の瞑想状態とも言える

のかも。違うかも。

 

遅まきながらドラマの最終回についてと

後期の朝ドラ「スカーレット」について。

 

 

「凪のお暇」

 

まあ、こう終わるよねっていうとこに

安全に着地した感。

これで慎二とゴンさんのどちらかを選ぶ

ってなったら変だしお暇は終わるよねって

ことで。少し寂しいけど納得しました。

 

今も忘れられない「すいか」という

名ドラマを思い出させる雰囲気とか、

登場人物それぞれの歪さが時に生きづら

さに繋がるものとして時に輝く魅力として

描かれる優しさとか、ひと夏かけて観る

ドラマとして非常に心地よかった。

 

 

「なつぞら」

 

じいちゃん、死ななくて良かった。

死を暗示するような終わり方ではあった

けど、物語という区切りの中で死んだと

描かれはしなかったので、もうこちらは

自由にその後を想像できる。具合悪そう

にしてたけど、もうじき死ぬようなこと

言ってたけどまあ年寄りにはありがちな

ことで、意外と長生きしたかもなあ、と

思っておきます。

 

「なつぞら」の登場人物で好きだったの

は、じいちゃんと柴田の方の兄(照男)

と夕見子と千遥、あとマコさん。柴田の

両親、下山さん、の安定した優しさにも

癒されました。

 

そんな中で主人公のなつのことは、好き

でも嫌いでもありませんでした。

決して嫌いじゃない、でも好きという程

の強い思い入れもない。

半年間ドラマを見ていて、色々と物思い、

感じたりしてきたけど、奥原なつという

主人公についてあれこれ考えたのって、

十勝から東京に出てくるまでの間くらい

だったな。

 

特に男勝りでもなくお転婆でもなく、

かといっておとなしいわけでもなく、

ドジっ子ではないし、天才でもない、

すごくお節介とか猪突猛進とか責任感

が強いとかそういう、朝ドラヒロイン

にありがちな特性も、さほど備えては

おらず、なつってこういう子、と一言

で言えるような特徴がなかった。

不思議なヒロインでした。

 

 

「スカーレット」

 

「なつぞら」の子役時代は世界名作劇場

の匂いを感じたけど「スカーレット」は

「まんが日本昔話」的な風景だなあと

思ったり。信楽のたぬきにモフモフの

めっちゃかわいい本物のたぬきが出て

きちゃったりして、絵的にはのどかだけ

ど描かれてることはそうでもない、結構

シビアなとことか。

 

人間同士が八割方第一印象で決まるのと

同じく、大河は第一話、朝ドラは第一週

で自分と相性が良いかどうかがわかると

思っています。八割、なのでその後印象

が大きく覆ることも二割ほどあるのです

が、まあだいたい第一話で乗れなかった

大河は途中で見るのをやめてしまうし、

第一週でピンと来なかった朝ドラを途中

から好きになることはほぼない。

 

「カーネーション」は第一週というより

第一話から死ぬほど好きだと思いました。

というより最初のカット、夜明けの闇の

モノクロと重低音の劇伴曲。

あれでもう恋に落ちた。

ひとめぼれ、ってやつです。

 

「まれ」は逆に第一話から死ぬほど嫌い

だった。子役の子が「夢が嫌い」という

そもそもの意味がわからない物語のテーマ

を作文として読み上げ、最後にニヤッと

笑うしょっぱなのシーン。さぶいぼが出る

くらい嫌だったしこのシークエンスにこそ

「まれ」のエッセンスがぎゅっと濃縮されて

いると思う。歴代変な朝ドラは山ほど見てきた

けれどあれほど琴線に触れて「嫌いだ」と感じ

た作品はあれが唯一。私にとってはある意味で

特別な作品です。

 

「スカーレット」はどうかというと第一週、

つかみはOKな感じ。大阪放送の朝ドラでは

久しぶりに気が合いそうな予感。

 

「べっぴんさん」はかなり好きな方だった

けど(でも後半だれた)「わろてんか」と

「まんぷく」がとても合わなかった。

「まれ」のように嫌いすぎてかえって特別

な作品になってるのとか「純と愛」のように

なぜこれをやってるんだろうと色々考えさせ

られるのとか「天花」のように奇作過ぎて目

が点になるとかじゃなく単純に「合わない」

し「つまらない」と思った。

 

「篤姫」の成功の後これをプロトモデルと

してこれをなぞるような企画の大河が一時期

つまらなくなっていたように「あさが来た」

の成功がここ近年のBKをつまらなくしていた

ような気がしている。「夫婦萌え」に実話を

骨格としたサクセスストーリーを絡めといたら

OK、安牌、みたいな。特に「まんぷく」は

あれだけ濃いキャストを揃えておいて、

うっすい作品になってしまったのは本当に

勿体無かった。期待値高かっただけに残念

だった。

 

「スカーレット」はこの路線を脱してBK

本来の持ち味である「濃くざらっとした」

物語を描き出そうとしている、というふう

に感じられた第一週でありました。

 

「この人はこういう時こう言う、こうする」

という役目を与えられた「キャラクター」

ではなく「生きている人間」としての裏と表、

良い面と悪い面、そして何によってその「面」

が造られているのか、について重層的に丹念

に描かれる人物紹介週だった。

 

喜美子と照子の関係性、イイネ!

まさか朝からファーストキスをかまされる

とは思わなんだ。しかも墓地で。

そう!ここ近年のBKに一番足りなかった

のはこれよ!百合要素!!

ヒロインといがみあったりぶつかったり

しながら絆を深めていく同性の友達の

存在はやっぱりあって欲しい(単なる

趣味です)。ちなみに私もファーストキス

は小学生の時、マリちゃんていう女子でした。

夏生(なつを) * テレビ&ドラマ * 15:09 * comments(2) * trackbacks(0)

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コメント

お久しぶりです。
夏生さんのドラマ感想を読めて嬉しいです。

ウチの相方が朝ドラフリークなので、ほぼ見ています。
私もじいちゃんが死ななくて、よかったと思いました
世界名作劇場に育ててもらった世代なので、
終盤のアニメーションと家族の物語の絡ませ方が好きでした
じいちゃんが「朝焼けに励まされてきた、、それをなつは描いてくれた」の
シーンは感動しました。
「まんが日本昔話」は苦手で、、、
戸田恵梨香さんは好きな女優さんなので、もうすこし視聴続けます(笑)

「凪のお暇」
空気読んで気遣っているようで、実は相手を見下していた自分に気づいて
心にチクチクされながら 最終話まで楽しみました(笑)
三田佳子さんはやはり上手い女優さんですね。

Comment by 星屑 @ 2019/10/09 10:58 AM
星屑さん、お久しぶりです。
お返事が遅くなってごめんなさい。

>ウチの相方が朝ドラフリークなので

わ〜お話してみたい!!
ちなみに相方様が一番お気に入りの朝ドラ
はなんでしょう?
ベスト3でもいいです。
なんならベスト10でも。
私も朝ドラフリークなら負けません(笑)。
何しろ4歳の時に見てた朝ドラからの
記憶がありますから。
さすがにそこから全ドラマ見てるとは言いません
けど、でもだいたいあらすじは把握してます。


>終盤のアニメーションと家族の物語の絡ませ方
>が好きでした

私も!良かったですよね。
世界名作劇場は日曜日が終わってしまう
寂しさを感じながらもわくわくしながら
見ていました。

>「まんが日本昔話」は苦手で、、、

そうなんですね。
好き嫌いって結局相性なので苦手なものはもう
仕方ないです。私も「まれ」は一分で苦手だと
わかったんですけど土屋太鳳ちゃんを当時は好き
だったので頑張って見てたんですが、結局は土屋
さんごと苦手になってしまって、途中でやめれば
良かった、と後悔しました。

「凪のお暇」の凪は黒木華さん以外の女優さんが
やってたらまた違ったかんじになってただろうな
と思います。人の好さそうな顔をして、おどおど
した態度で、実は人を見下してるという黒さが、
私は魅力的だなあと思って見ていました。


三田佳子さんが出演してるのを久しぶりに
見た気がするんですけど、やっぱり存在感
がありますね。上手い俳優ばっかりをつめ
あわせたようなドラマでもありましたね。
Comment by 夏生 @ 2019/10/11 12:47 AM
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