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ドラマ話
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 前クールは、朝ドラ以外の連ドラを1本も見て
 いなかったです。興味あるのはいくつかあった
 のですが初回を見逃したまま、どうにもやる気
 が出なかった。

 「デザイナーベイビー」と「コウノドリ」をたまに
 見てたくらいかなー。「デザイナーベイビー」は
 面白かったし、「コウノドリ」はこんなの、そりゃ、
 泣くわ!!っていう。そういえばどっちも新生児
 が出てくるお話だったですね。

 あと、「わたしを離さないで」の番宣をかねていた
 だろう「白夜行」の再放送もたまに見てた。はるか
 さんも山田くんも若い!もう10年前なのか。

 「白夜行」原作中には描かれていない亮司と雪穂
 の繋がりは、こんな綺麗でウェットなものではない
 と思うしそれはおそらくドラマ制作陣もこれが原作
 の裏側の真実だ、などと考えて作ったのではない
 と思うんだけど、別物としてこれはこれで嫌いじゃ
 ないです。原作の世界観や登場人物に愛のある
 二次創作ってかんじがするので。

 以下は現在放送中のドラマについて。


 真田丸
 
 2年ぶりに大河ドラマが帰ってきた感があります。
 昨年と一昨年の作品のファンには申し訳ないが。
 だって、まずは単純に面白く、だから、舞台となる
 時代背景や、人物に興味を起こさせるので、自ら
 調べてみようって気になる。調べた上で、この先に
 起きる事件がどう描かれるのか楽しみになるし。

 一年間、この人物なり一族なり、ドラマの世界観
 なりとつきあってゆきたい、という気持ちにさせら
 れる、私にとってはそれこそが「大河ドラマ」です。
 一年通して放送されるドラマなんです。描かれて
 いる人や事や物に興味を持ちたいし好きにもなり
 たい。大河ドラマの初回はこれから1年間の長旅
 の出発地点。乗り物がショボくて不安とか、旅の
 始まりからしてときめきを感じられないとか、だと
 どうしたって腰が引けます。今回は初回を見て、
 2016年は「真田丸」に乗った!という気になれた。

 なんといっても毎回時間があっというまに過ぎる。
 あれっ?もう終わっちゃった?って思う。
 出てくる人出てくる人可愛げがあって魅力的で、
 主人公を始め、誰ひとり無意味に持ち上げられ
 てる人もいないし、上げるために下げられてる人
 もいない。停滞する時間がほとんどなく、テンポ
 良く、話の運び方、繋げ方がさすがに上手い。
 どうしたってあの一昨年の、45分が90分くらい
 に感じられた、興味の持てそうな人物が一人も
 見つけられなかった戦国大河を思い出してしまう。
 めぐりあわせとはいえ、かえすがえすも無念。

 で、やっぱりなんといっても昌幸お父さんよね!
 草刈正雄様、最高。いつもダルそうなやる気なさ
 そうなボヤキ顔で、とんでもないこと企んでいる。

 けど、自分が長女だもんで、長男長女気質の
 キャラクターには滅法弱く、それでいくと源三郎
 信之がやはり一番気になる。可哀想。可哀想だ
 けどちゃんとかっこいいし。最近大泉洋さん好き
 かも。あ、ブルーリボン賞主演男優賞おめでとう
 ございます。

 堺さんの信繁は、まだ子どもっぽくて可愛らしい。
 いかにも若作りな芝居をしてるわけではないのに
 十代の若者っぽく見えなくもないのがすごい。大器
 の片鱗は感じさせるけど、父譲りの聡さも垣間見え
 るけど、まだ今のところつかみどころなくふわふわと
 した存在感なのが面白い。

 女性陣は、長澤まさみに黒木華。どっちも好きだ
 けど、綺麗な着物を着ている綺麗な子と、薄汚れ
 た野良着を着た可愛い子だったら、やっぱりさあ、
 野良着に行くよね。好きな幼馴染の恋を応援して
 ばかりのサバサバ系、といったところのきり役の
 まさみも切なくていいんだけど、やっぱりしおらし
 そうな顔して喧嘩が強く力持ちの野武士の娘、に
 惚れるわ。信繁、趣味がいいわ。わかるわかる。

 あと、第1話と第2話に出た、武田勝頼さまがね…。
 平岳大さんて、こんな透明感のあるたたずまいの人
 だっけ。もっと、アクの強い、濃い、印象があった。
 なんかもう後ろが透けて見えそうな清らかさが哀れを
 誘いました。


 わたしを離さないで

 このお話の「設定」のショッキングさを最初に掲げ
 て、おどろおどろしく悲しげに、物語の幕を上げる
 のって私の中では何か違う。そうした方がテレビ
 的なのもわかるし、三か月間「設定」の謎を引き
 ずるのも無理があるのはわかるけど。やっぱり
 連続ドラマ向けの題材ではないのではと思った。

 
 ちかえもん

 面白い!!好き!!以上!!
 どこが面白くてどこが好きかってことをくどくど
 説明したくない(笑)。内容ももちろんだけど、
 映像が、画が好き。早見あかりちゃん最高。


 ダメな私に恋してください

 ないようってないよう。だけど、おディーン様
 の顔面が超好みだし、深キョンは相変わらず
 お人形のようだし、主任のcafeお洒落だし、
 映像のトーンも好き系だし、主な出演者綺麗
 な人ばっかりで、全体的に映りこんでくるもの
 が目に優しいドラマだと思います。面白いとか
 ではないんだけど、ただ漠然と眺めていて、
 視覚的に嫌な感じがしない。拾ってきた猫も
 かわいこちゃんだし。

 けど「私なんかおばさん」「モテたこともない」
 「殿方からプレゼントをもらったこともない」
 「処女」とか言ってるのが、特にメイクダウン
 もしてない、洋服も可愛らしい、通常モード
 の「深キョン」なので、まるで説得力がない
 というか、何言ってんだコイツってかんじ。
 モテないおばさんが、あんな白いコート着る
 かよー。

 深キョンて、デビュー当時は結構体当たりな
 お芝居してて、大器を感じさせてたのに、
 なぜこんな「可愛いのプロ」みたいな女優に
 なってしまったのか。嫌いじゃないけど嫌い
 じゃないだけに残念。地声が低いのを気に
 してるのか、演技してる時、いつもすっとん
 きょうな発声だよね。バラエティに出てる時
 のあの低い声でもいいのに。いつか何かの
 作品で、「可愛い」をかなぐり捨てた芝居を
 して大化けしてくれないかな、と期待してる
 のですが、いつか。

 
 いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう

 なんでこのクールはタイトルの長いドラマが多い
 のか?しかしこれが長さではダントツ。

 「東京ラブストーリー」の頃から、脚本の坂元さん
 は一貫して、「痛み」というものを作品の中で大事
 に表現していると思うのです。語弊があるかもだ
 けど「痛み」が好きな作家なのだと思ってる。

 しかし「痛み」にも耐えられる痛みと耐えられない
 痛み、わりと平気な痛みと、苦手な痛みとあると
 思うんですよ。頭痛は平気だけど、腰痛は無理
 とか。鈍痛より激痛の方がマシとか。

 今回のこの「痛み」は苦手な痛みだわー。
 「Mother」「Woman」「それでも、生きてゆく」
 の痛みは歯を食いしばりながらも、多少の甘美
 さを感じつつ受け止められたけど、この痛みは
 私が最も苦手とする痛み。第2話の途中で高良
 くんが高橋一生くんに嫌がらせされるあたりで、
 耐えられなくなって、テレビ消しちゃった。思い
 直してネットの見逃し配信で見直したけど。

 どうしようかな。もうちょっと見てみようとは思って
 いるけども。


 あさが来た

 正直、最初の頃と比べるとそこまで面白い、と
 思って見てるわけではない、というのが本音。
 もうちょっと両替屋から銀行に移っていくあたり
 を丁寧に描いてくれるものなのかと。なんとなく
 「八重の桜」の明治編とか「花子とアン」っぽい
 かんじにトーンダウンしてきてるのが残念です。
 幕末の頃はもっとお話に熱気があったと思う。
 今後盛り返してくれるといいんだけど。

 このドラマの収穫の一つは何と言っても玉木宏
 さんを好きになれたこと。もう一つはやっぱり、
 ディーン・フジオカ。新次郎さんも大好きだけど
 私はやっぱり五代様派でした(笑)。「でした」、
 なのが寂しいですけど(別に五代様ロスまで
 ではないけど)。

 おディーン様、面白い。スタパに出た時と、
 もちろん、あさイチのプレミアムトークと
 両方見たけど、ついでにAスタも見たけど、
 こういう言い方はアレだけど、なんていうか
 「外人」。

 ルー大柴的な喋り方も、変にポジティブで
 トンチキなのも、周囲に「違和感」をまとって
 いるのも五代さんそのまんま。

 そして顔が、特に目が好みのタイプです。
 あと結構口が大きくて笑った時にパカッと
 開くのもいいと思う。ヘアスタイルは「ダメ恋」
 の主任みたいに前髪下ろしてるより、五代様
 風におでこをあげた方が似合うと思う。たける
 くんもそうだけど面長で優しい目鼻立ちの美形
 はおでこ出した方が素敵に見える(持論)。

 でもなんかほんとリアルに妖精さんのようで、
 今は日本にいてくれてるけど、またすぐどこ
 かに飛んでっちゃいそうですよね。


| テレビ&ドラマ | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
SMAP
JUGEMテーマ:ジャニーズ

 SMAPについては、突然の解散報道から今日に
 いたるまでに既に語りつくされた感があり、今さら
 無理に何か書かなくてもという気はするのだけど、
 一応ジャニオタのはしくれとしての思うところは記
 しておこうかと。

 御多分に漏れず先週のスマスマは見ました。
 (ちなみに神木くんが出た週も見た。可愛かった)

 いやー…。
 本当になんとも、薄気味の悪い後味の悪い会見
 でした。本当にこれでいいのか?って思いました。
 見ていて背筋がぞわぞわした。

 そして何か、急に絶望した。このジャニーズという
 組織に属するタレントを愛していくことに絶望した。
 もともとあそこの事務所に夢や希望を見出したり
 したこともなかったけど。企業としての顧客に対する
 姿勢に代表される高圧的な体質への負の感情しか
 なかったけど。でもJに限らず、芸能事務所って似たり
 よったりなのかもって思ったら、もはや芸能人を応援
 すること、芸能の世界から供給される、時間や物に
 お金をつぎこんで楽しむこと自体、罪深く虚しいこと
 なのではないかというところにまで落ち込みました。
 (注:私はとても極端な人間です)

 そしてあのわずかな時間の生の映像で多くの人が
 受け取った印象とは逆に、直後の主だった報道に
 おいては、テレビでも紙媒体でも「解散回避」という
 祝福ムードのストーリーが前面に打ち出されており、
 それに対してもぞわっとしてしまった。

 情報というもののあやふやさ、得体のしれなさ、
 それに力を加えることによって、丸くも平たくも
 細長くもなるものだということ、メディアを通して
 届けられる情報は、どこかの誰かの意図により
 捏ねられた粘土細工のようなものなのだという
 ことを改めて知る。

 そしてその粘土細工は粘土であるゆえに届け
 られた先でもまた好きなように形を変えもする。
 すわ解散か、という情報が流れた際の、各々
 の受け止め方の違い。いわゆる、「一般」では
 なく「ファン」界隈において、メンバーの誰を一番
 に応援しているのか、古参か新規か中堅か、等
 によって、共有するストーリーが全く違っているの
 を感じた。

 しかし同時に、今この時の、生の映像が伝える力
 の、情報量の侮れなさ、凄まじさというのも思い知
 った気がする。あれを見て単純に、「わー良かった」
 と額面通りに受け止められる人ってそんなにいない
 のではと思ったが。

 あの日のスマスマから個人がそれぞれ受け取った
 情報と、報道された情報とのすれ違いや違和感、
 拡散された情報もまた変質するということ、それを
 まざまざと見せつけられたこと、を心に留めておき
 たいと思ったし記録しておきたいと思った。この記事
 を書いておこうと思った動機の半分はそれです。
 おそらく今後ますます、個人が情報というものに対し、
 敏感でいなければならない時代がくるはずだから。
 
 しかし改めて思うのは、自分はやっぱりあの事務所
 が好きになれないな、ということ。キンキを好きだった
 時代も、V6を好きな今も、一貫してジャニーズという
 組織に対しては距離を置いてきた。心を開いたことが
 ない。ジャニーさんが作り出す世界、やそのセンスに
 感銘を受けたこともないし(あの独特のダサさやバカ
 っぽさを楽しむという高等な趣味を持ちあわせていま
 せんし)事務所に所属してる子みんな大事とか仲間
 たち最高とか思ったことがないです(だからカウコンも
 苦手です)。
 
 例えば佐藤健くんを好きだからといってアミューズの
 俳優を同じように応援したりはしないし(アミューズは
 とてもいい会社だとは思います)、能年玲奈ちゃんが
 好きだからと言ってレプロを大好きになったりしない
 のです。むしろレプロのことは嫌いです。

 対個人であろうと組織であろうと、また架空のもので
 あろうと、人間以外の動物であろうと、生き物であろう
 となかろうと、関わる以上は、繋がりを持つ以上は、
 間に、愛と敬意を介在させたい、と思う方なのです。
 きれいごとではあるかもしれないけど。 

 そうでない関係は正直疎ましい。人とも組織とも
 なるべくなら愛情を持ってつきあいたいし、架空の
 世界は丁寧に味わいたいし、ペットを飼うなら一生
 大事に、食べ物は美味しく味わいたい。人や組織に
 ぞんざいに扱われるのは嫌。そんざいに扱うのも嫌。
 
 ジャニーズという組織にはファンという名の顧客に対
 する愛と敬意に欠けている。所属している、個々の
 タレントが、ではないです。会社がです。それはチケット
 の売りさばき方等によく表れている。それを客側が、
 「仕方ない」「当然のこと」って認めちゃってるのもどう
 かと思う。そして顧客に対してのみならず、社員や所属
 タレントに対しての愛と敬意も薄い、というか極端に偏っ
 てるんだよなあというのが、今度の件でよくわかりました。
 いや、そんなこと知ってたけども、思い知らされたよね。

 すごーく美味しいラーメン屋があったとする。特にその
 店のチャーシューメンがめちゃめちゃ好きで、毎日でも
 食べたいくらいの味だったとする。でもそのラーメン屋
 の店主が客を客とも思わない態度だったら、私はその
 店を好きにはなれないんですよ。チャーシューメンは
 食べたくても。だからなるべく他のメニューに目を向け
 ないようにするし、店主とも関わらないようにするし、
 チャーシューメンを出さなくなったら二度と行かない。
 客を客と思わない、までならまだしも、売り物にしてる
 ラーメンまで粗末にするようならば、その店、完全に
 終わってる。開店当初からスープ作ってたおじいさん
 が死んだら店は傾くでしょう。

 私はもともと、ジャニーズとジャニーズのタレントさん
 が苦手だった。人気はあるけど、これといって芸もなく
 (歌下手・芝居下手)、面白くもなく、顔だってそこまで
 良くもなく、なのに妙に俺様で、勘違いしてる超感じの
 悪い人達の集団、という印象、だった。現在はどっぷり
 ジャニオタって人の中にも、同じように思ってた人結構
 多いと思います。その印象を変えてくれたのは明らか
 にSMAP兄さんたちでした。
 
 90年代にメキメキと音を立ててブレイクしていった
 当初のSMAP、本当にかっこよかった。それまで、
 J事務所でトップの人気を誇っていた人たちの魅力
 が私にはさっぱりわからなかったけど、SMAPは、
 ああ、これは人気出るのわかるわっていう説得力
 がありました。

 「SMAPファン」にはならなかったものの、はじまった
 当初のスマスマは毎週欠かさず見ていた。ファンに
 ならなかった最大のポイントはやはり「歌唱」です。
 下手な人の歌聴くの苦手、音程を外した歌を聴くの
 が真剣に苦痛なんです。だから、メンバーでは中居
 びいきだったけど中居くんの歌は全然好きじゃない。
 真正音痴というよりはキャラを守るために歌上手く
 ならないようにしてるくさいのも気にいらない。声は
 綺麗なのに、勿体ない。 

 SMAPというグループには好感を持っている、個々の
 メンバーも好き、だけど「SMAPファン」ではないので、
 SMAPというグループにまつわるストーリーを共有して
 いないし「夜空ノムコウ」を筆頭に好きな曲はあるけど
 (みんな大好きらしい「〜花」は私好きじゃないです)
 SMAPの音楽を特に欲しているわけではなく、応援
 はしたいけどCD購買運動には加わりたくないし、
 「解散してほしくない」というよりは「5人それぞれが
 納得のいく道を選べますように、幸福になれます
 ように、それがどういう形でも」という気持ちです。
| テレビ&ドラマ | 18:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ドラマ話
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

  前期も今期も落ち着いてドラマを観られる時間
 がなく、前期は「ど根性ガエル」はじめ一応見て
 いたドラマの最終回を見逃し、今期はことごとく
 初回を見逃し、チラホラと気になる作品はあり
 つつも、朝ドラ以外はスルーになってしまいそう。
 でも「これは途中からでも絶対オススメ」というの
 があれば教えてください。

 ところで 釣りバカのスーさんが西田敏行さんに
 決まってホッとしている。浩市さんが引っ張り出
 されたらどうしようって思ってたので。おそらく、
 その線も考えていたと思う。映画からの流れでの
 話題性なら西田さんと浩市の二択になるよね。


 あさが来た

 楽しい。面白い。毎朝盛りだくさん。画面が華や
 かで美しい。普通に明るい心穏やかな朝が帰っ
 てきた、という気持ち。前作「まれ」苦手派だった
 ので。しかしあれは単純に「ダメ」「駄作」「苦手」
 と切って捨てることもできない妙なドラマだった。
 確かに「まれ」なドラマだった…。

 まあだいたい、朝ドラって第一週の印象が全て、
 という気がするな。自分の場合はだけど。好きに
 なる朝ドラは、初回で「来たーーー!!」ってなる
 もの。第一週で引き込まれなかった作品は最後
 まで引き込まないし、第一週で好きになれなけれ
 ばその後好きになるタイミングってないかも。

 「あさが来た」は初回は正直、普通だなと思った。
 子役スタートのヒロインは、朝ドラによくある人物
 造形と思ったし、着物をはじめ、画面の中に出て
 くるものはみな美しいけど、全体としての映像の
 色調が好みじゃなくて、この時代なのになぜこの
 照明、この色合いなのだろうというあたりが腑に
 落ちなかったけど、徐々に慣れて、登場人物と
 物語に引き込まれてきて今はもう、めっちゃ気に
 入ってます(ただやっぱり映像は好みじゃない)。

 しかしまさか、山本耕史さんの土方歳三を再び
 拝むことができるとは。泣いたわ、マジで。土方
 さん、全然変わってない。驚異的。この土方さん
 が出てるからってだけでも「あさが来た」のDVD
 買う価値ある(私には)。1巻だけでも買おうかな。

 あと私、玉木さんがちょっと苦手だったんだけど
 (本人がどうのっていうよりは多分に逆恨み的な
 理由でですが)このドラマで好きになれそうです。
 嬉しい。苦手とか嫌いとかって無理に払拭はでき
 ないんだけど「嫌いでいたい」「好きになりたくない」
 と思ってるわけじゃなくむしろ「苦手な人は少ない方
 がいい」と思ってるので、好きにさせてくれたらあり
 がたいのです。


 デートSP 2015秘湯

 めっちゃ楽しかった。堪能した。
 最初から怒涛のごとく爆笑して、後半で不意打ち
 のように泣かされるいつものパターンでした。
 やられた。まんまと。ブルームーンの当日にオン
 エアされたドラマにおける大事な肝のセリフが、
 「月が綺麗ですね」だったのがまた心憎いです。

 このドラマと「最高の離婚」は定期的にSPやって
 欲しいです。「2015秘湯」がもう、たまにSPで帰っ
 てくるよ感満載ですけどね。連ドラだともうしんどい
 けど(変にこじれてほしくないから)2時間SPでたま
 に、くらいがちょうどいいです。


 リスクの神様

 第1話を見た限りではもう少し面白いドラマに
 なるのではと思っていたのですが、うーん…。

 毎回の話に統一性がなくて、途中から私の苦手
 な一話完結の刑事モノ見てるような気分になっ
 てきて、出てる人は好きな人ばかりなのに週を
 追うごとに視聴意欲が減退してゆきました。

 安易に小保方さんぽい人を出したり、海外での
 誘拐事件とか、時事めいたものをブッ込んでくる
 けど、取り入れ方がちゃっちい。安っぽい。雑。
 残念すぎる。

 もっとリアルで本格的な社会派なドラマにするか、
 徹底的に荒唐無稽なほどのエンタメ路線にする
 か、どちらかに振り切れてないと何がしたいのか
 わからない。一体どういうものを見せたかったの。
 そりゃ視聴率も下がっていくよ。

 思うに「中途半端」って一番愛されないよね。凸凹
 でも何かしら、これってものがあれば、その部分を
 愛でることができるけど。

 役者は揃ってるのに、揃い過ぎてるのに勿体ない。
 本当に、勿体ないお化けがでそう。
| テレビ&ドラマ | 15:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ドラマ話
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
 
 4月期は結局「天皇の料理番」に全力投球してしまって
 他のを見る余裕がなかった(朝ドラと9係は見てたけど)。

 7月期は初回観て視聴継続中なのが、「リスクの神様」と
 「エイジハラスメント」と「ど根性ガエル」の三本。あんまり
 増やすのもしんどいから、これくらいでいいかも。最近、
 週に何本もドラマ見る体力ない。
 
 「探偵の探偵」と「民王」も気になってはいたんだけども、
 「探偵〜」は初回見逃し、「民王」は身体入れ替わりモノ
 と知って見る気なくし(入れ替わりとタイムスリップは私
 の中では不可)。


 エイジハラスメント

 内館牧子脚本作、久しぶり。
 連ドラは2005年の「汚れた舌」以来なんですね。
 (でもこれはあんまり好きじゃなかったなー。タイトルから
  して気持ち悪いし。主題歌はかっこよかったけど)

 そんなに見る気なかったんですが実家で母が見ていて、
 私はその間うさぎと遊んだりしてたら「面白いから見た方
 がいい」とわざわざ呼びに来られて、一緒に見たらわりと
 面白く、継続視聴中。どういう面白さかというと若干下衆
 な、悪趣味っちゃ悪趣味な面白さなんだけど。
 
 吹越さん演じる「ハラスメントのデパート」男がまあムカつく
 こと、ムカつきすぎて笑っちゃう。普段美しい麻生祐未さん
 も髪型とメイク?だかで何か変な気味の悪い女にしか見え
 ないし。直属の女性上司に「私ってイタい?ねえどこがイタ
 いのか教えて、直すから。ねえ、言って」なんて涙ながらに
 詰め寄られる職場なんて地獄。こわいこわい。

 武井さんは夏の連続ドラマによく出てるイメージなんです
 が、ドラマだとイマイチ輝かない人という印象もあり。
 なんだけど、今回のこの役は合ってるような。ドラマの武井
 さんで一番良い、くらいに思った。
 

 ど根性ガエル

 なんか悲しい、涙出てくる。
 初回、わりと最初の方から泣きながら見ていて、なんで
 だろう、私酔っぱらってたっけ?と不審に思ったが酒は
 飲んでおらず素面で、「ど根性ガエル」という作品に思い
 入れがあるというわけでもなし。なのになぜ、こんなにも
 切ないんだろう。意味が分からない。

 子どもの頃、アニメを見てた記憶はあるんだけど、ヒロシ
 とピョン吉と京子ちゃんと梅さん、とあと「ヤンス」って言う
 子が出てくる、くらいしか覚えてなくて。でもピョン吉の声
 は記憶の中にあるアニメの声とよく似ていて違和感なく
 聴けた、満島さん上手い。ピョン吉かわいい。ピョン吉の
 可愛さと健気さと消失フラグが切なすぎて辛い。

 ピョン吉が平面蛙としての人生を愛していて、とにかく
 ヒロシのことが大好きで、まだもうちょっと生きていたい、
 もうちょっとヒロシと一緒にいたいなあ、とほんのり思い
 つつ一人で(いや一匹で)不安を抱えてるのが悲しい。
 そしてエンディングタイトルの映像にギャン泣きですよ。
 
 あとゴリラパンのテーマソング?が名曲すぎて震える。
 誰が作詞作曲してるんだろう。

 出演者が「Q10」とだいぶかぶってるけど、この世界
 のあっちゃんもまたイイネ!前田さんて、京子ちゃんて
 いうか、カエルっぽいよね。横から見た顔が平面ガエル
 以上に平面だけど、声もピョン吉以上にカエル声だけど、
 なんか、イイ、かわいい。美人だとは思わないけど魅力
 がある。前田さんの容姿が決して好みじゃないし作品に
 よっては全く魅力を感じないしAKB時代とかわりと嫌い
 な方だったのに、最近なんか、この人のことが気になる。
 
 それにしてもAKBの中でも決して一般受けするタイプで
 はない前田さんがなぜ絶対的センターだったのかという
 あたりを含め女優としての前田さんについて誰か面白い
 論文とか書いてる人いないの、読みたい。

 白石加代子さんはオリジナルキャラクターということです
 が、今後どういった役回りをすることになるのか楽しみ。
 今のところ「あんら、素敵」「あんら、可愛い」とか言ってる
 ばっかりの気のいいおばあちゃんだけど。

 漫画の実写化っていうので、それをそのまま三次元化
 するのでなくパラレルな未来のオリジナルな物語を構築、
 というのが面白い企画だな、と。あと松山ケンイチさんも
 二次元の実写化が不思議にハマる人ですよね。
 たけるくんのハマり方とはまた全然違うんだけど。
 


 恋仲

 高校時代パートに切なさとかキラキラ感とかが足りない
 と感じるのは脚本がイマイチなのか演出がイマイチなの
 かキャスト陣に思い入れが薄いせいなのか、何だろう。
 ワクワクしない。ときめかない。榮倉さんと窪田くんで、
 さすがに制服キツイだろな二人による「Nのために」の
 高校時代パートの方がよほどリアル高校生に見えたし
 初々しく痛々しい青春のきらめきを感じられたけどなー。
 私、やっぱりヒロインの女優さんがあんまり好きじゃない
 のかも。ボーイッシュでキュートだとは思うんだけど何を
 観ても私の女優センサーが反応しなくて。タイプかタイプ
 じゃないかで言ったらタイプだと思うのになぜ。ほぼ大原
 櫻子ちゃん目当てで観たんだけど出番少なさそうだし、
 どっちがどっちとくっつこうが、まあどっちでもいいとしか
 思えなかったのでリタイアです。
| テレビ&ドラマ | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
リスクの神様(第1話&2話)
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 古き良き時代の、フジテレビのお仕事ドラマって
 雰囲気がありました。
 
 「タブロイド」とか「カバチタレ!」とか「きらきら
 ひかる」とか「マルサ!!」とか、このあたり?
 (うーん「マルサ!!」はちょっと別?好きだったけど)

 私、この時代のフジテレビのドラマ好きだったの
 で、なんだかすごく見やすかったよ。普通に面白
 かったと思うのですが。なんでそんな数字低いん?

 裏の「花咲舞〜」とやらが強敵だよねーとは思って
 いたけど(一度も観たことないけど)わりといい勝負
 にはなるとも思っていて初回13パーくらいかな、と
 予想してたですよ。約半分て、ダブルスコアって何、
 ええええ。意味がわからない。なぜそんな食いつき
 が悪いのか。なんか難しそうって思われたのかな?
 強面のじじいばっかでこわいから???

 堤さん、久々の民放連ドラ出演なのに。
 舞台系実力派曲者俳優揃い踏みだっていうのに。
 うちの森田剛様レギュラーなのに!!!(最重要)

 やだ、私としては、「シリーズ化狙ってこ☆」くらいの 
 気持ちですよ。次週第3話だけど、一話完結だから、
 全然途中からでも公式とかでちょっと設定確認した
 りすれば完璧入っていけるから、みんな見てー!!
 (しかしCXのドラマの公式ページって、デザインとか
  イマイチ…なんか見づらいし)
 
 以下ちょこっと感想ネタバレ。
続きを読む >>
| テレビ&ドラマ | 23:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
天皇の料理番(第6話)
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 たけるくんクランクアップおめでとうございます。
 半年間の撮影、お疲れ様でしたーーー!!!
 ううっ…、なんか感慨深い。

 物語も第6話で折り返して、いよいよパリ編に。
 怒涛の前編最終回でした。

 以下感想ネタバレ。
 (いつもに増して長いです)
続きを読む >>
| テレビ&ドラマ | 10:51 | comments(7) | trackbacks(0) | pookmark |
ダウンタウン
JUGEMテーマ:テレビ全般
 
 ちょっと前、再放送?なのかな、ダウンタウンと
 坂上忍が赤羽界隈を昼間から飲み歩く、みたい
 な番組をやっててなんかがっつり夢中で見入って
 興奮してしまった。

 やっぱり、ダウンタウンが好き!!
 日本の、いや、この世に存在する「コンビ」と呼ば
 れる二人組の中で、ダウンタウンが一番最高だ、
 と改めて思ったし、全てのお笑い芸人の中で、
 ダウンタウンの浜ちゃんを、私は最も愛している
 ということを再認識しました。

 そうなんです、私は浜田派。
 松本さんの才能がすごいのはわかってるけど、
 笑いが先鋭的すぎて面白いというより怖い。
 昔、「一人ごっつ」という番組があってたまに見
 ていたんだけど、深夜帯の短い番組だったせい
 もあるのか、ひたすら気味が悪くて、あ、私は、
 浜ちゃんを介さない松本さんの「笑い」があまり
 好きではないんだな、と気づいた。

 といって浜田ピンで出てて好きかとか面白い
 かと言われると、うーん…。歌とか芝居とかは、
 本人曰くの「バイト気分」で楽しそうだからまあ
 良かったけど後輩や芸能人友達をを引き連れ
 騒いでるかんじの番組はあまり好きじゃないし
 そんなに面白くないし、一人だと彼の俗っぽさ 
 と小心な性格が悪目立ちするのでたまに見て
 いていたたまれない。つまり私は、ピンの浜田
 が好きなわけではなく「ダウンタウンの浜田」
 が一番好きなのです。

 もともとどちらも酒に強い方ではないのに坂上
 忍に半ば強引に飲まされ(「俺熱燗なんか無理
 や〜」とか言ってる浜ちゃんが可愛かった)店を
 梯子しているうちに、二人ともいいかんじに酔っ
 ぱらってきて、半ば無理やり、お互いについて、
 二人の関係性について、等普段あまり言いたが
 らないことについて喋らされたりもしており。

 松本さん曰く、「夫婦、だけどもうだいぶセックス
 レスな夫婦、昔上手かったなあみたいなことを
 たまに思い出したりする」と。

 松本さんはまあ、こういうことたまに笑いを交え
 て話したりするけど、浜ちゃんはイケズなので、
 言わないんですよね、と、それについて坂上忍
 も文句を言っていたが。冷たいよなー浜田さん、
 とか。

 けど飲まされているうちに、最後のお店あたりで
 は身体もふにゃふにゃになってきて、理性が鈍っ
 てきたのか「ダウンタウンは、松本の才能だけで
 ここまで来た、から、俺はこいつのことリスペクト
 してる」とか語りだし(松本さんには「俺は浜田を
 リスペクトしていない」とかわされていたが)挙句
 松本さんの肩に頭部を押し付けてしなだれかか
 り、目を閉じたりしていた。

 かっ…かっ…かっ…かわいい!!
 浜ちゃん、萌え!!!

 そうだよ、私の好きな浜田さんはこれだよ!
 松本さんに頼りきり、預けきり、そこで自由に好き
 なように振る舞っている浜ちゃんが好きなの。
 これが私の好きなダウンタウン。

 ちなみに、いまだに一番がダウンタウンとか言っ
 ているくらい、あんまりお笑いに詳しくないし特に
 好きでもないのですが、関東関西だったら断然、
 関西派です。自分は関東人なので、だからなの
 か、関東の、共通語で喋る笑いが、なんか怖い。
 笑いって、面白いか面白くないか、怖いか、だと
 思っているんだけど、まあ面白くないのは問題
 外として、関東のは面白くても「怖い」ジャンルに
 入るものが多くて見聞きしてて楽しくならない。
 関西弁は、意味はわかるけど、ネイティヴじゃ
 ないから、ワンクッション置かれるところがあり、
 少しくらい毒が含まれていても、さほど嫌な気
 持ちにならないところがある。

 松本さんの笑いが怖いのは、毒気があるから
 ではなく(実際そんなに多くはないと思う。根の
 優しい人だと思うし)、あまりにも「笑い」という
 ものに対して鬼すぎて、孤独が過ぎるから。
 孤独は好きだけど、度を越すとちょっと怖くなる。
 だから隣に浜ちゃんがいると安心する。

 ダウンタウン最高。
| テレビ&ドラマ | 08:32 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
ドラマ話
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
 
 ドラマの感想、ずーっと書きたかったのよおおお。

 と、思いながらもままならず時が過ぎて1月クール
 見ていた民放ドラマは全て終了。
 そして、「マッサン」も終ってしまった。るるる(泣)。

 今季は、「9係」と「天皇の料理番」以外では何か
 あるかしら。あまり把握してないんだけど、ああ、
 窪田くんが出るね!と一瞬喜んだら、あのドラマ
 かあああ。あれは見ないな。ちらっと予告見たら
 知能が上るまでは「ギルバート・グレイプ」のレオ
 様の演技を丸パクさせる気、まんまんてかんじ、
 登ってるし…。窪田くんは見たいけど残念だよ。


 まれ

 始まりました。
 
 OP、いい感じ。
 太鳳ちゃんの身体とその躍動が美しい。
 踊れる人ってやっぱりいいなあ。
 合唱曲がテーマというのも新鮮。 
 
 きびきびして賢そうなヒロインの子役の子が、
 「現実見ろ」「コツコツ働け」とか、シビアな台詞
 を吐くのが、なんだか懐かしの「じゃりんこチエ」
 を思い出させました。

 すでにどんよりするほど、画面から追い出したく
 なるほどイラッとさせられた大泉洋のダメ父ぶり
 に耐えられるかが見続けられるかどうかのカギ。
 ダメ、どころか、クズ、の匂いプンプンなんだけど
 大丈夫なの。私この手のタイプ、地雷なんです。
 こういう大言壮語のやまっ気のある男、大嫌い。
 大口たたいてるけど、すごいコンプレックスの塊
 でそれを認めたくない人なんだろうなーとか思う
 と今からもう、あー面倒くさい。いやだいやだ。

 大泉洋という芸能人を特別に好きとかであれば、
 いかにダメ男を演じていてもそこに可愛げを感じ
 られるとは思うんだけど、好きでもなければ嫌い
 でもない…いや、どちらかといえばそんなに好き
 でもない、かも、なので、ここがちょっと不安です。

 あと、そんな夫をどう思ってるのかよくわからない、
 今の時点ではやたら明るい常盤貴子演じる母親
 もなんか怖い。子どもにあそこまで心配させといて
 「子どもはそんなこと心配しないで、大人に任せて
 おけばいいのよーお」とかカラカラ笑ってるのが、
 どうも「肝っ玉母さん」のようにも見えなくて腑に
 落ちないです。

 毒親、というとどうしても、同じ現代劇の「純と愛」
 を思い出してしまうんだけど。あんまりヒロインを
 不幸にしないで欲しい…といより何より、ヒロイン
 を演じる土屋太鳳ちゃんを不幸にしない欲しい。
 女優として、ステップアップできる作品になります
 ようにと、今回は「面白い作品になりますように」
 ということよりもそっちを強く願います。

 しかし初回の掴みはなんと言っても「鍛え上げられ
 た田中泯70歳、の太もも」にあった、ということには
 異論の余地がない。


 デート〜恋とはどんなものかしら〜

 気づくとつい、「♪ふーりむかなっ、はははいーでえ、
 なっははいーでえ(エンドレス)」を口ずさんでしまう
 くらいこのドラマのことが好きでした。あと「チャッチャ
 カチャッチャカチャッチャカチャッチャカ、テッテレッ、
 テーテー、テテ、テッテテレッツテー♪」っていう劇判
 の一曲、あれも回るねー。

 民放ドラマでは一番ハマっていました。面白かった。
 終わり方も良かった。
 あの、「子どもの頃から出会ってましたよ」エピは、
 入れるなら、初回か、第3話くらいまでに伏線を入れ
 ておいて欲しかったかなーという気はするが。
 失礼ながら「それ最近思いついたでしょー!!」とか
 脚本の古沢さんに心の中でツッコんでしまった。

 あと、結局、巧は高等遊民のままなの?母親の教室
 を継ぐとかいうプランは佳織と別れた時点で全く白紙
 に戻ってしまったの?というあたりがちょっとぼかされ
 てしまった感。巧が依子に恋をすることがきっかけで、
 働くようになる、みたいな凡庸な結末は絶対に嫌だと
 思ってはいたんだけども。

 まあでもこれは「恋とはどんなものかしら」というお話
 だから、これでいいのか。この先は「また別のお話」
 ですよね。2時間SPとかで帰ってきてくれてもいいの
 よー。

 巧さんの嫌いなところノート、それを見て絶望して泣く
 鷲尾くん、二人して泣きながらの土下座、林檎を齧り
 あう二人、絵的に不細工な不器用なキス、桜を見て
 手をつなぐ二人。最終回の名場面、全て涙をぬぐい
 ながら見させていただきました。なんといっても感心
 したのが鷲尾くんの涙の流し方の美しかったこと!
 そして林檎を使った見事な間接的官能表現。からの
 ぎこちない直接的表現。二人の関係性を表している
 かのようでしびれました。恋とはどんなものかを知り
 始めたけど、まだお互いにどう触れたらいいのかは
 よくわからない、多分これから少しずつ知っていく。

 そして謎の「幽霊母」は私の中では量子力学上の母
 なのだという解釈に落ち着きました。だから、依子に
 見えてる母と、お父さんに見えてる母は違うの。同じ
 要素でできているけど、それぞれの想いの中で別の
 形に作りかえられてるのではないかなーと。


 ゴーストライター

 テーマ的にいかにも奇をてらってるようでいて蓋を開
 けたらなかなか作劇が手堅かった。あまり話題には
 なってなかったけど私の周りで観てる人も少なかった
 けど、結構面白かったです。

 登場人物がひとりひとり、いやらしい、醜悪な部分と、
 真面目で純粋な部分を持ってて、その絡み合いが、
 結構観ていて気持ち良かった。

 中谷美紀さんが美しかった。前大河ではいつ見ても
 泣き顔が妙に怖くて、台詞もいちいちつまんなくて、
 全然魅力的に見えなくて、これこそ「役不足」だわと
 嘆かわしく感じていたのですが、そうよ!美紀さまは
 これよ!エセ良妻賢母の役なんて、美紀さまの器に
 ふさわしくなかったのよ!
 
 あと美しいといえば、遠野リサ(中谷美紀)の息子役
 の高杉真宙くんがすごい綺麗な男の子だなあと。


 問題の多いレストラン

 私にとってのこのドラマは第6話の、3人娘が公園
 でシューベルトを聴く満ち足りた空間、にて最終回
 だったように思います。もう、あそこまでで良かった。
 あれ以上、見たいものはなかった。

 このドラマを作るにあたって、やりたいこととか言い
 たいこととかたくさんあって、それをぎゅうぎゅうと
 詰め込んだ感はあるんだけど、なんだか見ていて
 逆に空虚だった。詰め込んだな、というのはわかる
 けど、受け取った時に詰まっているという充実感を
 感じない。なんかさびしい、足りない、スカスカして
 いる、満たされない。

 その一因は、主人公である「田中たま子さん像」に
 あったのではないかと思う。私にはこの人のことが、
 最後までさっぱりわからなかった。第一話で「いい
 仕事がしたいんです」とか「女が幸福になれば男
 も幸福になれるのに!」とか、まあ肝になるだろう
 台詞を言ってて、その後も「傘泥棒の話」とか印象
 に残ることは言っていたんだけど、いちいち響かな
 くて。というのも、千佳ちゃんや、新田さんや、川奈
 さんのような、背景がたま子さんにはないんだもの。
 千佳ちゃんにはあのような家庭環境と過去があり、
 新田さんや川奈さんにもそれぞれ抱えてきた傷や
 想いがあって、だからこその長台詞にも、感じ入る
 ことができたけど、たま子さんて何者?よくわから
 ない。だから何を言っても響いてはこなかった。

 でも、このドラマって、好きな人はすごく好き、絶賛
 してる人は大絶賛してたので、私が単にこのドラマ
 が「わからなかった」だけなのかなと思います。

 
 高校教師

 再放送でやっていたのを久しぶりに録画して見て
 しまった。野島某脚本作は、この「高校教師」(ただし
 真田・桜井版に限る)と「愛し合ってるかい!」という
 コメディドラマ以外はだいたい嫌いなのですが、だが
 しかし、この「高校教師」は不朽の名作である。

 今見ても映像の古さは感じても色あせない。ただ、
 繭を演じる桜井幸子の後ろ髪を見ながら「こんなに
 髪、重かったっけ…」とは思った。

 中盤から後半にかけての衝撃的な展開ばかりが
 当初話題になったけど、私は前半の、羽村先生と
 繭が少しずつもどかしく、距離を縮めていくあたり
 の甘酸っぱさがなんとも好きでした。

 終わりの方で「先生、あたしと出会ったこと、後悔
 してる?」という台詞があって、まあもともと繭とは
 関係なく狂い始めていた人生だけど、繭と出会い
 さえしなければ、まさか犯罪者になることはなく、
 平凡な人生に修正できてたんだろうと思うと、本音
 をいえば後悔してなく、はなかったんだろうけど、
 でもこの当時の桜井幸子の、繭の美しさって強烈
 で、天使と女神と聖母が混ざり合ってるみたいな
 抗えない魅力があったので、仕方なかったよね…
 とも思い、虚ろな表情で「してないよ」と答える先生
 がいろいろ切ない。

 
 マッサン

 引き続き、大阪の「最終回を見る回」のイベント記事
 を読んでは泣き、ネットに挙げられた感想を読んでは
 泣き、と日曜日は想い出し泣きばかりしていました。

 航大くん、バカだ…(笑)
 
 ●浅香航大マッサン最終週に出演していた

 英一郎、良かったよね。
 そこまで思い入れできる作品に出会えてよかった。

 踊らされたその1

150328_171531.jpg

 角瓶の復刻版、買いました。
 ドラマの中での「丸瓶」は、英一郎の味(泣)。
 外側のデザインだけでなく中身も当時のものを再現
 したとうたっているので。

 現行の角瓶はもう、「ハイボール用のウイスキー」と
 いう立ち位置で、一度ロックで飲んだことあるけど、
 特にこれといって特徴のない、クセのない、インパクト
 のない味でした。

 一方この復刻版の方は結構「スモーキーフレーバー」
 を感じます。え、え、英一郎(泣)!!マッサンの教え
 を守ったんだねえええ。という気分が味わえるので、
 復刻版、オススメです(笑)。現行版よりちょっと高い、
 定価が1300円で、私はヨーカドーで1080円で購入
 しました。

 スーパーニッカの復刻版も欲しいんだけど、なんか、
 店頭にない。売り切れ店続出のもよう。

 踊らされたその2

150330_181420.jpg

 シャーロットさんがCMしてるヨーグルト。
 美味しかったです。いやらしい話をするようだけど、
 シャーロットさんにはできるだけ日本で稼いでって
 もらいたい。そして女優業としては本国で、ブロー
 ドウエイとかハリウッドとかで活躍して欲しいです。

| テレビ&ドラマ | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
マッサン
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 本当は、最終回を迎えたドラマの感想をまとめ
 て書くつもりだったんですが「マッサン」について
 たらたら述べていたら長くなってしまったので、
 その他民放ドラマはまた別記事に(予定)。

 ずーっと感想書いてなかったけど、ずーっと楽しく
 面白く見ていました。戦争時代は辛すぎたけど。

 「カーネーション」の時も「あまちゃん」の時も最後
 の日は朝の目覚めが悪かった。今日もまた憂鬱
 な重い朝で目覚ましが鳴っても起きたくなかった。

 今回また、そういう別れがたい朝ドラに出会えた
 ことを幸福に思います。琥珀色のお酒の夢に彩ら
 れた、愛と冒険の物語をありがとうございました。

 最終回、涙で顔がガビガビになった。
 結末は、第一回放送時に提示されていたから政春
 が一人残されることはわかっていたけど。
 やはり悲しい、寂しい、政春が可哀想。
 でも、切なくも、いい終わり方だった。

 亡くなった後に手紙で「初めて告白するけど、実は
 ウイスキーの味がわからなかった」と告げられる
 くだりは、泣いて、笑ってしまった。デスヨネー!!
 視聴者の大半はそれに薄々気づいてたと思うし、
 政春もきっと、わかってはいたよね、って。
 それを最後の最後で「てへぺろ(古っ!)」的に白状
 してみせるなんて、憎いなー。
 
 考えてみれば政春は命がけでウイスキーを作って
 も身近にいる大切な人からの心からの「美味しい」
 の言葉をもらえためしがなく、人々からの賞賛にも
 恵まれず、彼の目指すウイスキーというものが理解
 されたり受け入れられたりするシーンて極端に少な
 かった、ほとんどなかった。

 母は「不味い」って言い残して死ぬし目標としていた
 父も結局「ワシにはウイスキーはわからん」だったし、
 大阪時代は皆から顔をしかめられ、売れず、余市で 
 も倒産寸前まで行って海軍に買い取られるも「こんな
 もんか」と嘲笑され、初めて「美味しい、素晴らしい」
 と絶賛されたのは、目指してきた本格的なウイスキー
 ではなく三級ウイスキーだったという。そして一緒に
 歩んできた最愛の妻は天国から「実は全然、わかり
 ませんでした」とか言ってよこす。ガクーッだよね。

 でもそのことが否定的に描かれているわけではなく
 肯定されている、のがこの作品のミソかもしれない
 と思います。「理解される」「受け入れられる」ことが
 全てじゃない。

 私はこの作品が好きだった。大好きになりました。
 結局、作品て、良し悪しというよりは好き嫌いなの
 だなあというのを改めて感じた。もちろん、失敗作
 としか思えない「悪し」な作品というのは実際存在
 するとは思うのですが、その基準をクリアした上で
 という話です。たとえ欠点が多くても好きな作品は
 好きだし、良くできていても嫌いな作品は嫌いで、
 それは仕方ないこと。

 そして自分が好きになる作品、物語って、どこか
 共通するものがあるというか、核になっている
 部分がどれも似通ってる気がしています。

 色は違っても形が、構造が、あるいは中に詰まって
 いる想いというか、人間とか人生を、どうとらえた上
 で物語られているかという部分というかが、似てる。

 基本的には善人も悪人も登場しないお話が好き。
 「良い人」と「悪い人」が出てくるのではなく、人間の
 「良い部分」とされる面「悪い部分」とされる面が、
 多彩に多角的に描かれていて、そのことが肯定さ
 れているお話が好きです。悪い人と良い人が対比
 されているお話が嫌いです。悪い人が出てくること
 で良い人や、中心人物が引き立てられたり、単に
 枷として存在したり、というそういう作りには萎える。

 あと、同じように、生と死について、生を善、死を悪
 のように捉えず、死を単に不幸であったり終わりで
 あったり悲劇であったりという扱いにせず、また逆に
 死を美しいもののようにも見立てず、生きること死ぬ
 ことどちらも地続き、という視点で、人の生死が描か
 れているものが好き。

 そして構造としては、「輪廻」ではないけど、スタート
 したところに戻ってまた続いていく、というような形、
 そういう世界観にうっとりしてしまうところがある。
 私の好きな作品てだいたいラストがループ状なの。

 当初はキャスト並びにもさほど魅力を感じなかったし、
 初の外国人ヒロインとか奇をてらってるのかなと思っ
 たし、なんかその外国人の嫁が文化の違いとか色々
 で周囲を引っ掻きまわすような騒がしい話になるの
 かな、というイメージを持ってしまってあまり観ようと
 いう気になっていなかったんです。実は。エリーさん
 ばりに告白すると、今回のは見ないなと思ってた。

 ただ中島みゆきが主題歌だというのと「ウイスキー」
 という酒を扱う話だとわかって初めて食指が動いた。
 結果、観て良かったです。見逃さないで良かった。

 昨日、金曜日のあさイチは、涙、涙で、芸能ニュース
 にまでなっていてわろた。シャーロットさん綺麗だった。
 首のあたりで揃えたボブスタイルがとても似合ってた。
 快活でユーモラスで周囲を明るくする雰囲気があって。
 そしてそのシャーロットさんを見つめて微笑む玉山さん
 の表情が温かく慈愛に満ちていて、政春とエリーを地
 で行くかのようでした。

 行く手には常に困難が立ちふさがり特に「ウイスキー」
 に関しては最後の最後まで成功とか達成感とかいう
 カタルシスが得られないストーリーだったけど、この
 夫婦が仲むつまじく、互いを想い合っていて、そして
 美しかったことが、ドラマを明るく、優しくしていたので
 はないかと思います。マッサンがとにかくエリー一筋
 で、エリー以外の女性を女性だと思っていないような、
 そういうファンタジーな男設定だったのも見ていて気
 持ちが良かったです。

 玉山さん、良かったですね。
 本当に良かったですね。
 この作品でほんと、彼のことが好きになりました。

 もう一つ白状すると、私、若い頃の玉山さんがあまり
 好きじゃありませんでした。すっごい美形だけど目が
 ガラス玉っぽいというか、感情が現れないというか、
 そういうかんじに見えたので。だからこう、お芝居も、
 上手下手以前に「心無い」印象を受けたので、苦手
 な俳優の一人だったなあ。
 
 余談ですが「顔が整ってて、目が無機質」な人が男女
 問わず苦手です。なぜかっていうと人形に見えるから。
 そもそも、お人形というものが苦手で。こけしとか日本
 人形とかバービーみたいなのはそうでもないんだけど、
 顔面が精巧に作られててかつ目が死んでるのがダメ。
 マネキンだとか蝋人形とか実は怖くてたまらないです。

 子どもの頃寝かせると目を閉じて起こすと目を開く、
 青い瞳の瞳孔の周りの線状の部分まで丁寧に作られ
 た人形が家にあってそれが本当に嫌いで怖くてたまら
 なかった。私はその子にあまり触らなかったのでいつも
 ピアノの上にデンと鎮座していてその見下ろされている
 かんじも嫌だった。なので美しい人が大好きではあるん
 だけど、人形を連想させる美形の人は好きじゃない。
 
 玉山さんて、私の中で最初典型的な「人形俳優」だった
 のだけど、髭を生やしはじめたくらいから、顔つきと目
 つきが、どんどん変わっていった気がする。

 そしてマッサンでは、一直線でボンクラな若い頃から、
 円熟を増す中年期、そして老いの境地までの政春を、
 血肉、体温、息遣いを伝えるような、誠実なお芝居で
 見せてくれたと思います。

 そしてシャーロットさんの大変さは、本人が言葉に尽
 くしても尽くしきれないと思うし、想像を絶するので、
 あまり考えたくない(笑)。でも本当に素晴らしかった。
 台詞を正しいイントネーションでわかりやすく発音する
 ことよりも、まず、そこに込められた感情を吐露すること
 が大事で、それがあれば、伝わるんだなあというのが、
 よくわかりました。

 まあでも、一つだけ作品についての難を述べると後半、
 どう考えても、尺足りてなかったね…。
 悟の話と、大人エマの話で1週ずつ、あと2週分は欲し
 かったところです。

 エマといえば、体調を壊してしまった優希美青ちゃん、
 残念だった。お芝居はすごく頑張ってたと思うんだけど、
 英語とか歌唱とか、演技でカバーできない部分もある
 し、まだ若く経験も浅いところに、突きつけられた要求
 が高すぎたんだろうなあと思って。でも私「あまちゃん」
 の小野寺ちゃんのお芝居よりずっと良かったと思った。
 泣き叫ぶような演技が多かったけど、その時の悲痛な
 独特の音色がいいなあと思って、今回の美青ちゃんの
 お芝居、結構好きだったの。元気に復帰する姿が見た
 いです。

| テレビ&ドラマ | 15:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ドラマ話
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 これ、すごくイイ!好き!って思うとつい人に推薦
 したくなる性分です(だからこんなブログとかやって
 るんだと思います)。しかし、一方でそれをすること
 への虚しさも感じつつ。

 その人はその人の好きなものに囲まれて生きている
 のに割り込んでいって「これオススメ!」とか押しつけ
 るの無粋よね。ありがた迷惑。だいたい「良かれと人
 にすすめる」の発展型が、宗教の勧誘だったりマルチ
 商法だったりするわけだし。

 逆に「これ絶対好きそう!」とか絶賛オススメされて、
 いやいやいや、ってことがあるしねえ。特に「これを
 好きってことはこれも好きでしょう?」とか「あなたの
 好きな●●に似てるからどう?」みたいな推測のもと
 に薦められるものってだいたい外してる。私「似てる」
 系のものは8割方苦手です。類似品受け付けません。
 だったら自分の好きなものを素直に押し付けてくれる
 方が全然良いよ、受け入れるかどうかはともかく。

 だって現在好きでいるものと「似ているもの」を求める
 って普通考えられないし他の人が「似ている」と思う点
 と私が「似ている」と思う点は違うし。「似ている」とされ
 た時点でオリジナルの方を愛好してる身としてはそれ
 に対してあまり好感て持たないんじゃないかなあと。
 少なくとも私はそう。好きな人に似てる人も好きな作品
 と似た作風の作品も全く求めてなーーーい!!!

 というのは別にどうでもいい前振りで、今色んな方々に
 薦めたくてたまらない衝動を押さえきれないのが、現在
 放送中の、月9です!!!いまさらだけど、もうあと少し
 で終わってしまうけど、なぜ?見ないのか?見ていない
 のはなぜなのか?という勢いでプッシュしたい。

 普段あまりドラマを観ないお友達が、これじゃなくて
 「問題のあるレストラン」の方を見て、モヤモヤしてる
 ようなので、どうせなら、そっちじゃなくてこっちを見て
 くれたらよかったのにってすごい思ってる。もう超見て
 ほしい。今からでも参加できると思うけどできれば途中
 からではなく最初から。最終回前に、一挙放送とかして
 くれないかしら、ノーカットで。総集編とかダメ絶対。


 デート〜恋とはどんなものかしら〜

 第1話と第2話は毒気のある上質なコメディとして
 笑いながら見てたんだけど、第4話から雲行きが、
 私自身の雲行きが変わってきて、気づくとマジ泣き
 しながら観ています。笑いながら泣いてる(きもい)。

 年間行事とか季節の風物詩とか、そういうのに家族
 が絡む話にわりと弱いんで。でも感傷に流されてる
 だけというわけでもなく、伏線の張り方の巧みさや、
 どう考えても要素を盛り込みすぎなのにごちゃごちゃ
 にならず、美しくお洒落に整理された構成に、毎回
 うならされています。

 巧も依子も毎回要確認事項のように互いを「好きで
 はない」と言い、「契約的に有意義な結婚がしたい」
 という点で一致しているだけなのだと主張する。でも、
 本当にそうであるとしたら二人の行動は不可解なこと
 ばかりで、大いに矛盾がある。

 でもよくあるラブコメディのように、お互い好きなのに
 素直になれないから「好きではない」と言い張ってる
 わけじゃなく互いに本当に「好きではない」と信じ込ん
 でいるのだ。なぜなら、本当に「好き」という気持ちを
 まだ知らないから。まさに「恋とはどんなものかしら」
 な二人なのです。勉強ばかりしてきた依子はともかく、
 数々の映画や小説や漫画で恋愛というものを見知っ
 ているはずの巧も、自分の中に情動として湧き起こる
 それをリアルなものとして理解してはいない。
 
 でも、そもそも誰が教えてくれるのだろう。
 人はどうやって知るのだろう。
 「好き」という気持ち、それが自分の中に生み出さ
 れた時の、まさしく「これだ!」という感覚を。
 量子力学を理解すればわかるのか。
 本を、漫画を読めば、映画を観ればわかるのか。
 自然に知る?その自然て一体。

 なぜ?どうして?どうやって?と素直な心で改めて
 問われたら正確には答えらえられないことばかりだ。
 そして、依子も巧も、並はずれて素直で正直であり、
 また正確で誠実な解答以外は認めないというだいぶ
 厄介な性質を持つ。ゆえに他者とのコミュニケーション
 がスムーズにはいかない。が、問題は、他者とのコミュ
 ニケーションよりも、自分の心とのコミュニケーションが
 遮断されている点のような気がする。
 
 結果、巧はフィクションの世界に逃げ自分とも他人とも
 対話せずにいられる空間を作ってそこに安住し続け、
 依子は自分の心の声を「死んだ母親の幻影」に代弁
 させて言い争いをしている。

 最初この、和久井映見演じる、依子の亡き母親の姿
 をした毒舌女が、幽霊なのか、幻なのか、依子自身
 なのかよくわからなくて。でも依子を案じて出てきて
 る本物の幽霊だとしたら気の毒なことだ、と思ってた
 のだけど。でも話が進むにつれて、これはどうやら、
 幽霊というよりは依子自身の心の声、無意識、という
 ようなものが母の姿で現れているのだろうなと。だって
 回想の中に現れる本物の母親は、依子を罵倒する
 幽霊母と印象が違うし。でも公式のインタビューを読
 むと和久井さんは、「娘に心を残した母」として演じて
 るふしがあるようなので、そのあたりはまだよくわから
 なくもあるのですが。

 演技が本当に達者な人しか出てない中で、中島裕翔
 くんがかなりいい味を出して健闘していていてすごい。
 伊達に子ども頃から出してもらってないな、と思います。
 でも小さい頃はほんと天使みたいに可愛い顔だった
 けど(岡田くんが当時かわいいかわいい言い過ぎてて
 ちょっと気持ち悪かった)大人になって輪郭が縦に伸び
 たら、イケメンはイケメンなんだけども私的に憶えづらい、
 あまり特徴のない顔になったな、という印象で(なぜだか、
 どうしても覚えられない顔と覚えられない名前ってある)、
 でもそれが功を奏してるようにも思う。だって興味のない
 人だったら「半沢直樹」にも出てたとか気づかないんじゃ
 ないかしら。田口トモロヲ的なカメレオン俳優に将来なる
 かもしれないなあとか思ったり。鷲尾くん、イイですよね。
 鷲尾くんの恋は応援してないけど、頑張ってほしい。


 問題のあるレストラン

 やっとこのドラマの世界になじんできたというか慣れた
 のか、最近ようやく、まあまあ楽しんで観られるように
 なってきました。

 このドラマって私にとって「真冬に屋外の寒い場所で
 美味しい料理を出すレストラン」という、レストランフー
 というお店そのもの、みたいな作品だったりする。

 私は美味しい料理が好き、レストランが大好き、でも
 寒いのは大嫌い、寒い場所で美味しい料理なんて
 食べたくない、寒さに気を取られて味がわからない、
 そんなコンセプトのレストランには絶対行きたくない、
 コートを着て食事なんかしたくない、と思っていますが、
 このドラマも、「ある不快感」がまず前提としてあって、
 それを肌で感じながら、向き合いながら、進行していく
 物語を受け止めないといけなくて、その物語自体は
 面白くなくはない、んだけど、その前提としてある不快
 感の方に気を取られて、集中できないところがある、
 あった。最近はその寒さにも不快感にも慣れてきつつ
 あるのかも。少し暖かくなってきた(不快な部分が薄く
 なってきた)というのもあり。

 あと、このドラマって仕事とかお店とかについては、
 だいぶリアリティのないファンタジーですよね。それ
 でいてセクハラとかジェンダーとかの問題をえげつ
 なく描き出すことに異様に力が入ってると感じる。
 さらに物語の舞台はレストラン、食事を楽しくする
 場所。この三つ、食い合わせ、悪くない?

 マスカルポーネチーズといぶりがっことたらこを
 混ぜたおつまみって、奇妙な組み合わせだけど、
 意外と美味しいんですよ。一見、グロテスクな
 組み合わせに感じる食材が新しい美味しさを
 生み出したりすることもある、いちご大福だって
 そうでした。でも、マスカルポーネとキムチといくら
 だったらどうだろう、多分、美味しくないよね…
 ファンタジーと性差に関わる問題とレストランて、
 私的にはとても、食い合わせが悪いと感じます。
 多分その点も、このドラマを、面白くないとは言わ
 ないけど好きではない、と思ってしまう理由だと思う。
 意欲作かもだけど気持ちよくは見られない、ということ。
 悲劇的なものでも何か気持ちよく観られる作品てある
 けど、このドラマはコメディなのに、気持ちよくない。

 と、言いつつ、第2回を除いて(この時点ではもう脱落
 しようと思ってた)全部欠かさず観てるのは、女優さん
 の演技と見た目が良いから、あと映像も綺麗。見どころ
 はなんといっても、業の深そうな、可愛いけど目が怖い、
 才気あふれる若手女優に、坂元裕二の長台詞をとうとう
 と喋らせるシーンをカット割らずに見せるところだと思い
 ます。とりあえず、この快楽がたまにあるから切れない。

 新田さんの就職活動での、緑のジュピターdisり激白も
 すごかったし、川奈さんのしずかちゃん論ぶちまけ大会
 もすごかった。どっちも台詞の内容自体は全肯定しかね
 る、おやおや?な部分満載だったけど、とにかくその言葉
 を身体から出す女優達の熱さに見とれる。

 たま子さんたちの部屋に連れてこられた川奈さんが延々、
 しずかちゃんに友達がいない理由だの、免許いっぱい
 持ってるから財布がパンパンな話だの、を勢い込んで
 演説してる顔を見ていたら、この子が可哀想でたまら
 なくなりました。怒りに震えながら目を三角にして。
 「強がらなくていい」って言われても強がって、さらに
 逆上して出ていってしまった。誰にも弱音が吐けない、
 弱い人なんだなあと思って。うさぎのようだよ、川奈さん。
 うさぎは、弱い動物だから、弱肉強食の末端だから、
 怪我をしてても、病気になってても、それを隠そうと
 する。知られたそばから食われちゃうと思ってるから。
 だからちゃんと気を付けて見ていないといつのまにか
 弱っていて、急に死んだりする。そういう動物なのだ
 と聞きました。新田さんも川奈さんも二人とも死んで
 しまうんじゃないかと、途中心配でした。

 そして新田さんと川奈さんと、この似たもの同士で
 もう付き合っちゃえよ、とも思ったよ。だって二人とも
 お互いのことが好きでずっと気になってたよね。
 でも私が一番好きな登場人物は、千佳ちゃん。

 新田さんと川奈さんと千佳ちゃんが、三人で公園
 にいるシーンは、時が止まってるみたいで、一枚
 の絵みたいで、見ていてとても幸福だった。この
 シーンを観られただけでも、このドラマを今まで
 見てきて良かったと思えたくらい。

 たま子さんは、真木さんがあまり今まで演じてきた
 ことのないような役で、美しいけど表情のバリエー
 ションに乏しい真木さんにはこういう役似合わない
 ような、何か違和感がある、と最初の方は思ってた
 けど、それも慣れたというか、そこがまた不器用さ
 の現れのようにも見えてきた。
 
 しかしビストローフーの皆さん(たま子さん以外)、互い
 に仲間と思ってるならそろそろ「喪服ちゃん」とか「耳」
 とか呼ぶのやめたれよ。愛称と思ってるのかもしれな
 いけど、どっちのあだ名も印象良くないよ。私だったら 
 自分が黒い服ばっか着てて「喪服」とか呼んでくる人
 のこと、友達とか仲間とか思わないな。
 
 
 マッサン

 戦・争・つ・ら・い…。

 朝ドラの戦争パートは毎度のことながら朝に陰鬱な
 空気を送り込んできますな。
 政春の国民服なんて、エリーさんのモンペ姿なんて、
 見とうはなかった(泣)!!

 そしてあともう一か月で終わってしまう。
 つ・ら・い…。
 
 私にウイスキーの味を覚えさせた罪は重い。
| テレビ&ドラマ | 01:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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